オルタナティブに生きる人
依存症の当事者から学ぶ「意志」と「努力」の限界ーー『生きのびるための犯罪みち』|白石正明
上岡陽江+ダルク女性ハウス 著/イースト・プレス
「弱い生」に宿る革命可能性ーー『金子文子 わたしはわたし自身を生きる』|高島鈴
鈴木裕子編/梨の木舎
北極から地球を見直すーー『ノーザン・ライツ』|中村和恵
ハワード・ノーマン 著/川野太郎 訳/みすず書房
21世紀の「石井先生」はどこにいるのか?『偶然の装丁家』|松村圭一郎
矢萩多聞 著/晶文社
ナンバー 00
不自由は限りなく透明になろうとする。
ナンバー 10
2021 autumn
ERIC/写真家
ナンバー 02
建築家の手による署名的なインパクトよりも、ささやかな発見の持続が空間によろこびを与える。
青木弘司/建築家
2021.10.18
そこに暮らす人、そして土地の記憶。建築はそこに、どのように寄り添うことができるのだろうか。ユニークな手法で注目される建築家、青木弘司はそこに流れる時間に目を向けながら、一から建築の成り立ちを考え抜く。その考えとはどのようなものか、事例とともに語ってもらった。
聞き手:山田泰巨
撮影:山本康平
ナンバー 09
2021 summer~autumn
ナンバー 07
君と明日のボーイ・ミーツ・ガール
森 旭彦
2021.09.03
誰しも恋愛における「神話」を知っている。それは「運命の人」や「ボーイ・ミーツ・ガール」、つまり少年が少女と出逢い、恋に落ちるというラブストーリーだ。しかし現代は「ボーイ・ミーツ・ボーイ」だって、「ガール・ミーツ・ガール」だってある。ぼくたちの恋愛は、メディア・テクノロジーによって新しい自由を手に入れている。しかしその代償として、新しい不自由が議論されている。自由と不自由の間でゆれる、恋のニューアイデンティティのお話。
聞き手:森 旭彦
グラフィック:早川 翔人
自由へのやわらかな装備をつくる。